糸リフトのデメリットを徹底解説!後悔しないための知識を身につけよう

糸リフト

「顔のたるみが気になる」「年々ほうれい線が目立つようになってきた」という悩みを持つ方には、糸リフト施術をおすすめします。糸リフトとは、医療用の糸を皮下組織に挿入して肌を引き上げる施術です。肌のたるみ・ほうれい線などが目立たなくなり、美しい肌・きれいなフェイスラインが実現する効果が期待できます。

メスを必要としない・ダウンタイムが短いなどの特徴もある糸リフトですが、デメリットともいえる点も決してなくはありません。今回は、糸リフトのデメリット、リスクやダウンタイム、糸リフトにかかる費用、クリニック選びや注意点などについて、詳しく解説します。

糸リフトのデメリット | 効果は持続しない?

ハリや弾力が生まれ若々しい肌へと生まれ変わる効果が期待できる糸リフトですが、デメリットもあるという口コミもゼロではありません。デメリットといわれている点は何なのか、下記より紹介します。

糸の種類によっては効果が一時的

糸リフト施術を受けた人のなかには「効果がずっと続かなかった」という意見があります。これは糸の種類によって持続期間に差があるからです。

糸リフトで使用する糸は「体内で溶ける糸」「溶けない糸」の2種類で、前者の継続期間は半年〜1年、後者は3年ほどといわれています。どちらの糸の種類も半永久的な持続力はないため、効果が期待できなくなったら再施術が必要です。

強いたるみには効果が限定的

たるみが強い場合、糸リフト施術をしても目立った効果が期待できないケースもあります。強いたるみは、皮膚に余剰があるということです。

そのため、糸リフトで皮膚をリフトアップしても、余った皮膚がたるみを生み出し、ハリのある肌・すっきりしたフェイスラインが実現しにくくなります。この状態はたるみが進行して皮膚が余っているため、余分な皮膚を切開する施術が向いているかもしれません。

思ったような効果が得られない場合もある

糸リフトをしても思ったような効果を感じなかった場合、先述したように皮膚に余剰がある以外にも、下記のようなことが原因として考えられます。

  • 事前の希望イメージが医師に伝わっていなかった
  • 皮下脂肪が多い・少ない
  • 糸リフトが得意でない医師に依頼した

事前に自分が希望している術後のイメージを固めて、カウンセリング時に医師にしっかりと伝えることが大事です。

糸リフトのリスクとダウンタイム|体への負担は?

メスをいれる必要がないため体への負担が少ないといわれている糸リフトですが、どのようなリスクがあるのでしょうか。下記より糸リフトのリスク・ダウンタイムの症状について説明します。

腫れ、内出血、痛みが数日続く場合もある

施術直後〜数日間は、下記のような症状(ダウンタイム)が起きるケースがあります。

  • 痛み

施術直後〜翌日に発生しやすいのが痛みです。施術の際に行った麻酔が切れると糸を挿入した部位に痛みが生じ、人によっては頭痛が起きる場合もあります。痛みが強い場合は、痛み止めを飲むか医師に相談をしましょう。

  • 腫れ

施術後に発生して2〜3日後にピークをむかえるのが腫れです。糸で引き上げたことにより頬骨まわりに腫れが生じます。人によっては麻酔が切れたタイミングで腫れが目立つパターンもありますが、施術後2〜3日をピークに腫れは自然におさまります

  • 内出血による肌の変色

糸を挿入した箇所が内出血により紫色〜黄色と変色するケースもあります。挿入した箇所は小さいためそれほど目立ちません。腫れや痛みは施術から1週間ほど経過すれば自然に治ります。施術後はリフトアップによる顔の引きつれ・違和感が生じますが、1ヶ月ほどで違和感がなくなる仕組みです。

感染症や神経損傷のリスクもある

糸リフトは、専用の注射器の先に装着した糸を体内に挿入する施術です。この際、体内に挿入する注射針・糸に雑菌が付着していた場合、あるいは針を挿入する部位を間違えていた場合、感染症や神経損傷が発生する危険性があります。

医院の設備、医師のスキルなど

医院の設備が充実していない、あるいは医師のスキルに問題があると、トラブルが発生する可能性が高まります。消費庁の調査によるとPIO円(税込)NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に寄せられた美容医療に関する相談のなかには、リフトアップ施術に関する苦情もあります。その相談内容は「唾液がで続ける、頭皮が痛む、顔が腫れる、口が開けられない」といった症状です。

参照:消費庁「美容医療サービスを受けるに当たっての確認ポイント

糸に関するトラブルもある

糸リフトで使用する糸に関するトラブル例もあります。そのうちの一つが糸が透けて見えるトラブルです。肌が薄い患者に太い糸を使用するとこのようなトラブルが起きます。

また溶けない糸という異物が体内に入ることによって生成されるのが、バイオフィルムという防御膜です。この膜が抗生物質などの効き目を抑えるため、感染・病気にかかりやすくなるという例もあります。

糸リフトの費用はどれくらい?

糸リフトは、他の施術よりも比較的高額なのが特徴です。銀座美容クリニックが提供している糸リフトの費用は下記のようになっています。

本数価格
テスリフト
1本60,000円(税込)
2本100,000円(税込)
4本180,000円(税込)
6本240,000円(税込)
追加:1本30,000円(税込)
マイルドリフト
1本20,000円(税込)
6本98,000円(税込)
追加:1本10,000円(税込)
ストロングリフト
1本40,000円(税込)
6本150,000円(税込)
追加:1本20,000円(税込)
エターナルリフト
1本80,000円(税込)
6本320,000円(税込)
追加:1本40,000円(税込)
※局所麻酔+内服:+10,000円必須
笑気麻酔:+15,000円

※2024年現在(京都院の場合)

糸リフトを失敗しないためのクリニック選び

先述したとおり、糸リフトによってトラブルが発生する例もあるため、適切な施術によるトラブル回避、トラブル発生後の対処をしてくれるクリニックを選ばないといけません。では、糸リフトを失敗しないための、クリニックの選び方のポイントを紹介しましょう。

医師の経験と実績を確認する

美容医療クリニックはさまざまな施術を請け負っており、クリニックのなかには糸リフトの実績が豊富なところもあれば、そうでないところもあります。糸リフトの実績が豊富なクリニックであれば、公式サイトに具体的な施術件数などが掲載されているので、確認をしましょう。

丁寧なカウンセリングを行うクリニックを選ぶ

ほとんどのクリニックが、施術前のカウンセリングを無料で行っています。この際に丁寧かつ優しいカウンセリングを行っているかどうか、確認することも重要です。

こちらが希望しているイメージを具体的に理解して施術プランを提供してくれるか、こちらの疑問にわかりやすく回答してくれるかをチェックしましょう。

施術後のアフターケア体制が充実しているか確認する

施術後のアフターケア・トラブル発生時の保証制度がしっかりとしているかどうかという点も、事前に確認しましょう。施術後に頭痛や顔の違和感が続くなどのトラブルが発生しても、アフターケアが何もないと延々とトラブルに苦しまないといけません。公式サイトのチェック・カウンセリング時の質問などで、アフターケアが充実しているか確かめましょう。

複数のクリニックを比較検討する

一つのクリニックにすぐに施術依頼をするのではなく、複数のクリニックをピックアップして比較をしましょう。比較をすれば、施術費用・アフターサービス・施術の種類などの違いがわかりやすくなり、自分に適したクリニックが選びやすくなります。

糸リフト施術を受ける上での注意点

糸リフトの施術が円滑に完了しても、自分の不注意が原因で施術の期待できる効果が出なくなる恐れもあります。では、糸リフト施術を受けるうえでの注意点とは何か、以下より説明します。

施術前は体調を整える

施術前は体調を万全にしておくことが大事です。体調不良、妊娠中および妊娠の可能性のある場合、授乳中、疾患がある方などが施術を行うと、施術中・施術後に健康面に異変が起き、重度の後遺症が起きる危険性があります。また、以前に美容整形を行ったことのある方も危険などで、事前にクリニックに相談をすることが大事です。

施術後の過ごし方は医師の指示に従う

施術後は、激しい運動・長時間の入浴やサウナは体を刺激します。また肌が敏感になっているため、日焼け・肌ケアにも注意しなくてはいけません。施術後は医師から日常生活の過ごし方の注意点を指導されるので、医師の指示に従うことが大事です。

異常を感じた場合にはすぐにクリニックに連絡する

施術後に体に異変、違和感を感じたら自己流で対処してはいけません。自分独自のやり方で対処すると悪化する恐れがあります。異変を感じたらクリニックに相談して医師の指示に従うことが大切です。

まとめ

糸リフトはメスを入れない施術なので、施術時間もかからず体に傷が生じることもありません。ただしダウンタイムも短期間ながらあるので、ダウンタイム・万が一起こる可能性も少なくないリスクについても事前に把握しておく必要があります。また、クリニックの施術費用や種類、アフターケアなども、複数のクリニックを比較して事前にチェックすることが大事です。

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