ポイントさえ押さえれば出費を抑えることは可能です。今回は、ほくろ除去施術にかかる費用を安く抑える方法、施術にかかる費用の相場、クリニックの選び方について、詳しく解説します。
ほくろ除去施術の種類、施術に関しての注意点なども説明しているので、ほくろ除去を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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ほくろ除去の種類と料金相場
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ほくろ除去施術には4つの種類があります。4種類の施術方法それぞれの特徴、料金相場は下記の通りです。
特徴 | 料金相場 | |
---|---|---|
レーザー治療 | レーザーをほくろに照射して細胞を破壊 | 4,000~10,000円 |
電気メス | 電気の熱を帯びたメスでほくろを除去 | 5,000~10,000円 |
くり抜き法 | 円形状にほくろをくり抜く | 10,000~20,000円 |
切開法 | ほくろ周りを切開して取り除く | 10,000~20,000円 |
また施術にかかる料金は、ほくろの個数・大きさによって変化します。大きさによる費用相場は下記の通りです。
- 1mmサイズ:5,000〜10,000円
- 3mmサイズ:4,000〜60,000円
- 6mmサイズ:15,000〜120,000円
では次より、ほくろ除去施術の種類、それぞれの詳細について説明します。
レーザー治療
レーザー治療に関する詳細は、以下の通りです。
特徴
ほくろの色素に反応するレーザーをピンポイントで照射して、色素を破壊する施術方法です。肌への痛みがほとんどなく施術時間もかかりません。ダウンタイムも3ヶ月ほどで他の施術よりも期間が短いです。
レーザーは皮膚の深層部までは届かないため、根深いほくろの場合だと再発するかもしれないので複数の通院が必要となります。
料金相場
レーザー治療の料金相場は4000円〜10000円です。
電気メス
電気メスの特徴・料金相場は以下の通りです。
特徴
電気メス施術は、電気メスの熱を利用してほくろ除去をする施術方法です。施術時間がかからず出血も少ないため、肌への痛みが少ない施術を希望している人に向いています。施術後の後は凹んだ状態になりますが、2週間ほどで元に戻るのもメリットです。
小さいほくろ向きの施術方法のため、大きいほくろ除去をすると施術後に傷跡の色素沈着・傷跡が残る可能性もあります。
料金相場
電気メスの料金相場は5000円〜10000円です。
くり抜き法
くり抜き法の概要は以下の通りです。
特徴
くり抜き法は、専用のパンチを使用して、ほくろを円形状にくり抜いて除去する施術方法です。皮膚の奥層のほくろの根っこをくり抜くので、再発の可能性が少ないメリットがあります。ダウンタイムは最長6ヶ月と長めなのがデメリットです。
料金相場
くり抜き法の料金相場は10,000円〜20,000円です。
切開法
切開法の概要は以下の通りです。
特徴
切開法は、大きめのほくろ除去に向いている施術です。ほくろ周囲の皮膚を切開し、ほくろを除去します。他の施術では難しい大きめのほくろに対応でき、再発の心配がほとんどないのがメリットですが、切開施術のため施術後に縫合・抜糸をしなくてはいけません。ただしその際、医師によってほくろ跡の診察を受けるため、再発防止ができます。
ダウンタイムは3〜6ヶ月ほどで、切開施術のため30分ほど施術時間がかかります。
料金相場
切開法の料金相場は10,000円〜20,000円です。
ほくろ除去のクリニックの選び方
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消費者庁が「美容医療サービスを受けるに当たっての確認ポイント」を公表して注意を呼びかけているように、クリニック選びは慎重に行わないと、肌トラブルの原因になる可能性もあります。
ほくろ除去のクリニックを選ぶための、押さえておくべきポイントは下記の通りです。
- クリニックに実績や希望する施術の症例はあるか
- クリニックが通いやすい場所にあるか
- 細やかなカウンセリングを行っているか
- 料金設定がわかりやすいか
- 施術後のアフターケアがあるか
自分に適したクリニックを選ぶための方法を、下記より説明します。
クリニックに実績や希望する施術の症例はあるか
クリニック選びにおいて重要なのは、クリニックが公表している実績・施術の症例の種類です。ほくろ除去施術の実績があるクリニックは、具体的に過去の施術数をサイトなどに掲載しています。
実績があるクリニックであれば安心してお任せできますが、有名クリニックであってもほくろ除去に関する実績が乏しい場合は避けたほうが無難です。
また実績が多くても公表している症例に自分が希望する施術の実績がない場合は、他のクリニックを探したほうがいいでしょう。例えば顔にある大きめのほくろを除去してほしくても、小さいほくろ除去の実績ばかりのクリニックだと、期待できる施術結果にならない可能性も決してゼロではありません。
また、気になるクリニックが見つかったとしても、すぐに予約を入れないで、口コミ・評判をチェックすることも大事です。
クリニックが通いやすい場所にあるか
クリニックが自宅や職場から通いやすい立地にあるか、確認することも重要です。いくら実績があり症例も多いクリニックであっても、自宅や職場から遠いアクセス条件であれば、通院に苦労します。
人によっては複数回の通院が必要だとしても、場所の不便さから通院するのが億劫になり、施術を受けるのを断念するケースもあります。
本来は医師に診断をしてもらわないといけないのに、通院しなかったため傷口が悪化して傷跡が残る・色素沈着するといった事態も起こるかもしれません。
クリニックの実績や料金のチェックだけにとらわれずに、クリニックのアクセス方法・最寄り駅からの徒歩の時間などもしっかりと確認しましょう。
細やかなカウンセリングを行っているか
施術前のカウンセリングを丁寧に行ってくれるか、確認することも大事です。良いカウンセリングとは、以下の条件が挙げられます。
- こちらの悩みや希望を丁寧に聞いてくれる
- こちらの質問にわかりやすく丁寧に答えてくれる(施術内容・料金設定など)
- こちらの悩みに最適な施術プランを提供してくれる
- 話しやすい
上記の条件と逆の対応である、不親切な受け答え・話がわかりにくい・すぐにプランをおすすめするといったクリニックは、避けたほうが無難といえます。
カウンセリングは、有料のところもあれば無料で対応してくれるところもありますが、有料であっても雰囲気が嫌な感じのクリニックであれば、施術はキャンセルしたほうがいいでしょう。
料金設定がわかりやすいか
良いクリニックの条件の一つは、料金設定が明確であるか、または料金体系の質問にしっかりと答えてわかりやすく説明してくれるという点です。初めての人でもすぐに理解できる料金体系であれば、事前に支払いの計画を立てやすくなります。
また、料金体系が理解しづらかった場合、カウンセリングなどの機会で質問をすることが大事です。その際に、初心者でもわかりやすく説明してくれるクリニックであれば、信頼しても問題ありません。
料金に関して曖昧なままでいると、施術後に事前に説明のなかった追加料金・別途料金を請求される可能性もあります。それにより予算オーバーになるといった失敗をすることもありますが、良いクリニックであれば事前にしっかりと説明してくれます。
施術後のアフターケアがあるか
施術内容や料金だけでなく充実したアフターケアが用意されていることも、良いクリニックの条件です。施術後には副作用・ダウンタイムがあり、ほとんどの症状は自然におさまります。
しかし、ほくろの大小・深さに合っていなかった施術を受けた場合、あるいは施術後に不摂生な生活を送った場合、傷跡が悪化することもあります。
このような事態に陥ったとき、クリニックのアフターケアを受ければ、傷跡も改善されるでしょう。施術後に困ったことが起きた場合、アフターケアが用意されたクリニックであれば、非常事態が起きても安心です。
ほくろ除去の費用を抑える方法3選
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高額というイメージのあるほくろ除去施術ですが、下記のポイントを押さえれば通常より安い費用で済ませることも、決して不可能ではありません。
- 割引のあるクリニックを選ぶ
- 定額プランのクリニックを選ぶ
- 複数のクリニックの料金を比較し検討する
ほくろ除去施術の費用を抑える3つの方法について、下記より説明します。
割引のあるクリニックを選ぶ
お得に済ませる方法は、割引キャンペーンを実施しているクリニックを見つけることです。クリニックによっては、下記のようなサービスを行っているところもあります。
- 初回限定割引
- 会員限定割引
- 期間限定割引キャンペーン
これらを利用すれば、通常料金より安く施術を受けることが可能です。ただしこの割引キャンペーンは、不定期に行われていることが多いため、必ず受けられるとは限りません。
また、クリニックによってはこのようなキャンペーンを一切行っていないところもあるため、初回であれば必ずサービスがあるとは考えないようにしましょう。複数のクリニックをチェックして、キャンペーンを実施しているところを、見落とさないようにすることが大事です。
定額プランのクリニックを選ぶ
月に1回月額料金を支払う、いわゆるサブスクリプション方式の定額プランを選ぶのも、安く済ませる秘訣です。ほくろ除去施術において、決まった金額で決まった個数のほくろが除去できるコースを用意しているクリニックもあります。
1回につきいくら支払うといった方式でないため、回数を気にせず施術を受けることが可能です。ただし回数をそれほど必要としない人の場合、損をするかもしれないので、注意が必要です。
複数のクリニックの料金を比較し検討する
複数のクリニックをピックアップして、それらを並列に並べて比較することという方法も、安いクリニックを見つけるコツです。
複数のクリニックを並べて比較すると、料金だけでなく各種サービスなどそれぞれの特徴がわかりやすく浮き彫りになるため、自分に適したクリニックが見つかりやすくなります。安い料金設定の場合、サービスが充実していないといったパターンもあるため、安さだけにとらわれないようにしましょう。
ほくろを除去する前に知っておくべき注意点
ほくろ除去施術を受ける前に、下記のような除去施術における大事なポイントを覚えておきましょう。
- 跡の回復には個人差がある
- 除去後にほくろが再発することがある
- 患部に色素沈着やケロイドが残ることがある
この3つのポイントについて、具体的な内容を説明します。
跡の回復には個人差がある
施術跡は、施術後に赤みやかさぶたができることもありますが、この症状は個人差があります。人によっては症状が出ないケースもあり、その逆で症状がなかなか治らないことも珍しくありません。
しかしこれらはその人の体質・ほくろの大小や根深さ・施術方法によって、個人差が出るため、回復ペースがおかしいと焦る必要はありません。どうしても気になる場合は医師に相談をしましょう。
除去後にほくろが再発することがある
ほくろ除去施術を受けてほくろがなくなっても、また同じ箇所にほくろが再発することもあります。これは、施術の際にほくろの母斑細胞が取りきれていないためです。このような失敗をするのは、クリニックおよび医師のほくろ除去施術の実績が乏しいのが原因といえます。施術をする際は、実績が豊富なクリニックを選びましょう。
患部に色素沈着やケロイドが残ることがある
施術後、ほくろを除去した跡が色素沈着・ケロイド状態になってしまうケースもあります。これは除去跡を雑に扱ったために、炎症が起きてしまうからです。施術後の跡は清潔に扱い、刺激を与えないようにしましょう。
施術後はどのように過ごすのが最適なのか、医師に指示を出してもらい、それにしたがうことが大事です。色素沈着が起きると肌に残って消えないため、注意しましょう。
まとめ
ほくろ除去施術は料金の安さだけに釣られてはいけません。クリニックのサービス内容・口コミや評判もしっかりと確認することが大事です。
クリニックによっては割引キャンペーンを実施しているところもあるので、チェックを忘れてはいけません。ほくろ除去施術を安く済ませるためのポイントを覚えて、快適にほくろ除去を達成させましょう。
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