【医師監修】糸リフトは何本必要?仕上がり別の目安と選び方

「フェイスラインのもたつきが気になる…」「糸リフトって何本入れるのが普通なの?」

実際に必要な本数は、年齢やたるみの進み具合、理想とする仕上がりによって大きく変わります。

このコラムでは、糸リフトの本数の目安や決まり方、仕上がりイメージ別の違い、よくある質問までをわかりやすくまとめました。ぜひ参考にしてください。

糸リフトは何本必要?基本の考え方

「糸リフトって、何本くらい入れるのが正解なの?」

施術を検討している方が最初に気になるポイントのひとつではないでしょうか。

実は、糸リフトの本数には“決まった正解”はありません。

なぜなら、糸の種類や顔の状態、理想とする仕上がりによって必要な本数は変わってくるからです。

ここでは、糸の本数が効果にどのように関係するのか、部位ごとにどれくらいが目安になるのかを整理してみましょう。

糸の本数で効果は変わる?

糸の本数が多いほど、リフトアップの実感は得やすくなります。例えば、少なめの本数ではナチュラルな引き上げに、しっかり多めに入れるとフェイスラインのもたつき改善を強めにサポートすることができます。

ただし、「多ければ多いほど良い」というわけではありません。必要以上に糸を入れると不自然さが出たり、負担が大きくなったりすることもあります。大切なのは、ご自身の希望やライフスタイルに合った適正な本数を選ぶことです。

顔の部位ごとに必要な本数の目安

一般的に、部位ごとに目安とされる本数は以下の通りです。

  • フェイスライン(たるみ・もたつきの改善):片側4〜6本程度
  • ほうれい線まわり:片側2〜4本程度
  • 頬全体のリフトアップ:片側6〜8本程度

もちろん、これはあくまで目安です。たるみの度合いや骨格によって必要な本数は変わるため、カウンセリングで実際の状態を見てもらうことが重要です。

糸リフトの本数はどう決まる?

糸リフトの本数は「○本が正解」と決まっているわけではありません。

必要な本数は、その方の年齢・肌の状態・仕上がりの希望・使う糸の種類によって変わってきます。

ここでは本数が変わる主な要因を3つご紹介します。

年齢やたるみの進行度による違い

30代前半など、たるみがまだ少ない方は、少ない本数でもナチュラルな変化を感じやすい傾向にあります。

一方、40代以降でフェイスラインやほうれい線のたるみが気になり始めた方は、しっかりとした引き上げが必要になるため、本数が多めになることが多いです。

年齢よりも「今のお顔の状態」に合わせて調整することが大切です。

仕上がりのイメージによる違い

「周りに気づかれない程度に自然に引き上げたい」という方は、少なめの本数で十分な場合があります。

「写真写りをよくしたい」「しっかり変化を感じたい」という方は、本数を多めに入れることで満足度が高まります。

ゴールのイメージを医師に具体的に伝えることが、適切な本数を決める大きなポイントです。

糸の種類や強度による違い

細めでやわらかい糸は、効果を出すために比較的多くの本数を必要とする場合があります。

反対に、コグ付き(トゲ付き)など引き上げ力の強い糸は、少ない本数でもしっかり効果を感じられることがあります。

どの糸を使うかによっても本数は変わるため、糸選びと合わせて検討するのが理想です。

POINT

糸リフトの糸の本数は「たるみの状態・仕上がりの希望・糸の種類」この3つで大きく変わります。だからこそ「口コミで○本が良いと聞いたから」と決めつけず、まずは医師に相談して、自分にとって適切な本数を知ることが安心につながります。

仕上がりイメージ別の糸リフトの本数

糸リフトは、どんな仕上がりを目指すかによっても必要な本数が変わります。

ここではイメージ別に、一般的な本数の目安をご紹介します。

ナチュラル志向(少なめ本数)

本数の目安:片側2〜4本程度

「周りに気づかれない程度に、少しだけリフトアップしたい」という方に向いています。

ダウンタイムも比較的少なく、初めて糸リフトを試す方にも選ばれることが多いです。

メリットは自然な変化を感じやすい点ですが、大きな変化を求める場合には物足りなさを感じることもあります。

バランス重視(中程度の本数)

本数の目安:片側4〜6本程度

「自然さと効果の両方が欲しい」という方に向いています。

フェイスラインやほうれい線を中心に、適度なリフトアップを感じられるのが特徴です。

無理のない範囲で印象を変えたい30代〜40代の女性に多く選ばれる方法です。

しっかりリフトアップ(多めの本数)

本数の目安:片側6〜10本以上

「写真写りを良くしたい」「しっかり変化を感じたい」という方におすすめです。

たるみが進んでいる場合や、はっきりとしたVラインを目指したい方に適しています。

その分、費用やダウンタイムは増えやすいですが、満足度の高い結果を得られることが多いです。

POINT

糸リフトの本数は、「少なめで自然にする」ことも「多めでしっかり上げる」こともできます。
理想の仕上がりイメージを明確に伝えることが、満足度の高い施術につながる秘訣です。

糸リフト本数に関するよくある質問

左右で本数を変えることはある?

はい、左右で必要な本数が違うケースもあります

人によって左右のたるみ具合や顔の筋肉の付き方は異なるため、あえて本数を変えることで左右差を調整することがあります。

自然でバランスの取れた仕上がりを目指すために、左右同じ本数にこだわらずデザインされることも珍しくありません。

本数が少ないと失敗する?

「少なすぎると失敗するのでは?」と不安になる方もいますが、必ずしもそうではありません。

少ない本数でも、希望に合ったデザインや糸の種類を選べば満足できる仕上がりになることもあります。

逆に、本数が多すぎると不自然さが出る可能性もあるため、本数の多少よりも全体のバランスが大切です。

何本入れれば効果が長持ちする?

効果の持続は本数だけではなく、糸の種類や肌質、たるみの進行度にも左右されます。

ただ、適度に本数を入れることで糸同士が支え合い、持続をサポートすることにつながる場合もあります。

「長持ちさせたいから本数を増やす」というよりも、医師と相談しながら最適な糸と本数を決めることが、結果的に長く満足できるポイントです。

POINT

糸リフトの「本数」はあくまで目安であり、顔立ちや理想の仕上がりに合わせて柔軟に調整するのが自然な考え方です。

本数だけで決めない!失敗しないためのポイント

糸リフトを検討するとき、多くの方が「何本入れればいいの?」と気になりますよね。

ですが、実際には本数だけで決めるのはおすすめできません。

仕上がりを左右するのは本数だけでなく、糸の種類・デザイン・医師の経験など複数の要素が関わっているからです。

本数はあくまで目安

大体の場合で、「片側4本」といった目安はありますが、顔のたるみ具合や皮膚の厚み、骨格によって適切な本数は変わります

同じ本数を入れても、人によって仕上がりの印象が違うのはこのためです。

数字にとらわれすぎず、自分の状態に合ったプランを提案してもらうことが大切です。

デザインや医師の技術が重要

糸の本数よりも大切なのが「どこに、どんな角度で糸を入れるか」というデザイン。

同じ本数でも、医師のデザイン力と技術力によって仕上がりは大きく変わります。

経験豊富な医師に相談することで、自然で満足度の高い結果につながりやすくなります。

複数回の施術で調整する方法もある

一度に多くの糸を入れるのではなく、まずは少なめに入れて様子を見てから追加するという方法もあります。

段階的に調整していくことで、不自然さを避けながら自分に合ったリフトアップが可能になります。初めての方や大きな変化に不安がある方にも安心の方法です。

POINT

糸リフトで失敗しないためには、「何本か」よりも「どのように入れるか」「誰に任せるか」がとても重要です

銀座美容クリニック京都院での糸リフト

「切らずにたるみをリセットしたい」「自然な引き上げ感を実感したい」

そんな願いをお持ちの方へ、銀座美容クリニック京都院では、糸リフトを通じて顔の印象を整えながら、肌本来のハリ感もサポートする施術をご案内しています。

当院での本数の決め方

糸の本数は一律ではなく、年齢・たるみの程度・肌質・仕上がりのご希望などを総合的に判断して決定します。

また、左右のバランスを整えるために、片側の本数をあえて変えることもあります。

「何本が正解」という数字にこだわるのではなく、お顔全体の調和を大切にしたデザインを心がけています。

症例経験に基づいたオーダーメイド提案

当院では豊富な症例経験をもとに、お一人おひとりに合った方法をご提案いたします。

少ない本数で自然に仕上げたい方」から「しっかり変化を感じたい方」まで、幅広いご要望に対応しています。まずはカウンセリングで理想のイメージをお聞かせください。

カウンセリング予約のご案内

糸リフトは本数や種類だけでなく、医師のデザインや技術によっても結果が変わる施術です。

当院では丁寧なカウンセリングを通して、ご不安やご質問にしっかりお答えします。

「自分に合う本数を知りたい」「費用やダウンタイムも気になる」
そんな方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。

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