点滴療法

①ビタミンC

ビタミンＣ身体の中から錆びつかせる酸化物質を除去する強力な抗酸化作用があります。細胞組織のコラーゲンの生成を助ける大切な成分、老化防止やエイジングケアに大きな役割を果たします。

人間の身体は、日常生活からビタミンＣが大量に消費されてしまうため定期的に補う必要があります。点滴で必要なビタミンＣを効率よく摂取し、細胞組織へ浸透させることが大切です。

②ビタミンB群

ビタミンB群は、活発に活動するために必要な栄養です。体調不良の原因となっている要素を改善に導き、体内活動をサポートしたりとさまざまなメリットがあります。

日頃から肉・魚・野菜などをバランスよく摂る食生活が送れていれば安心ですが、最近ではビタミンB群が不足している方も多く見受けられます。点滴や注射で補うことで疲労物質である乳酸を除去し、エネルギー代謝の促進作用の強化やエネルギーを作ることができます。

体内組織に素早く浸透するため、疲労回復や滋養強壮に素早くパワーを発揮します。

③グルタチオン

グルタチオンは人間の体内に広く分布するアミノ酸化合物です。

強力な抗酸化作用があり、人間の身体を酸化から守ることからアンチエイジング効果のある代表的な薬剤ともいわれています。最近では美白効果注目され、美容点滴や化粧品の美白成分としても使われています。

グルタチオンは免疫システムにおいても重要な役割を担っており、アレルギーを抑える効果も期待できます。さらに、肝臓の解毒を助ける働きもあるため、肝障害や疲労回復、慢性皮膚炎、色素沈着、肝斑やじんま疹などにも効果が期待されています。 

④強ミノ

強ミノは、正式には「強力ネオミノファーゲンC」と呼ばれており、グリチルリチンを主成分とします。

肝機能の改善を促す働きがあり、お酒を飲まれる方にとても人気のある注射です。二日酔いの場合はもちろんですが、飲酒前に注射すると、アルコールからのダメージを軽減してくれます。

また、アレルギーを抑える効果もあるため蕁麻疹が出来やすい方の体質改善にも効果が期待できます。定期的に強ミノ注射を打てば、肝機能をアップさせることも可能です。

⑤にんにく注射

にんにく注射とは、にんにくの主成分と同じビタミンB群が配合されている注射です。

投与後ににんにくのようなかおりがすることや、にんにくを食べたときのように元気がでることからにんにく注射と呼ばれています。

⑥NMN点滴

NMN点滴療法とは、若返り治療のひとつです。

NMN（ニコチンアミドモノヌクレオチド）といわれる成分を点滴することで、老化による身体機能や見た目などの低下から改善効果が期待できます。

NMN点滴では「若返り遺伝子」「長寿遺伝子」などと呼ばれる、サーチュイン遺伝子を活性化することで細胞内のエネルギーを作る「ミトコンドリア」を新たに生成や細胞内の古くなったタンパク質を除去する作用により、疲労や体力減少などの身体機能を改善します。