肌の老化やシワ・たるみに効果が期待できる施術方法に、「水光注射」というものがあります。水光注射は5本〜9本の医療用極細針がついた注射器を使って、肌の広い範囲に均等に美容成分を注入できる、1回だけでも効果の高い施術です。
このように水光注射はメリットが多い反面、ダウンタイムなどのデメリットがある施術でもあります。この記事では、水光注射のデメリットについて、効果やダウンタイムと合わせて詳しく解説します。
水光注射のデメリットを正しく理解することで、ダウンタイムへの対策や、高い効果につながるクリニック選びがしやすくなるでしょう。「水光注射が気になるけど、デメリットやダウンタイムが不安…」という方は、ぜひ参考にしてください。
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水光注射とは
水光注射は、専用の極細医療針を用いて、肌の浅い層に美容成分を注入する施術方法です。美容成分の効果や、針で傷ついた肌の創傷治癒力を利用して、肌質を改善させる効果に期待できます。
多くのクリニックの水光注射治療で使用されるVital Injecterは、アメリカの厚生労働省にあたるFDAに承認を受けた機器です。また、注入する美容成分には、ヒアルロン酸やビタミンなどさまざまな有効成分が含まれます。こういったことから、水光注射には以下のような、総合的な肌のトラブルの高い改善効果が期待できます。
- 乾燥
- 毛穴
- 小じわ
- たるみ
- くすみ
- 肌質
- ニキビ
- 肌の老化
水光注射で用いる注射器には、5本〜9本の極細医療針がついているため、肌の浅い層に広く均等に美容成分を注入できます。その結果、他の施術方法と比べ、施術時間が短く、肌への負担を最低限にした治療を可能とします。
水光注射のデメリット
水光注射が、肌の総合的なトラブルの改善に効果が期待できる施術方法であることは、前の項で解説した通りです。他の施術方法と比べて、施術時間が短く、肌への負担を最低限にできるというメリットもあります。
しかし、水光注射にはメリットがある一方で、施術中の痛みやダウンタイムなどデメリットも存在します。ここでは、水光注射のデメリットを解説します。
- 施術中に痛みを伴う
- 肌がボコボコになる
- 定期的に施術する必要がある
- 当日はメイクができない
- ダウンタイムが生じる
施術中に痛みを伴う
水光注射のデメリットの1つが、施術中の痛みです。水光注射は、専用の医療用極細針を用いて、肌の浅い層に美容成分を注入する施術です。過去に行われていた水光注射は、医師が手打ちで美容成分を注入するナパージュ法という施術方法が一般的でした。
ナパージュ法は医師の技量が、施術の効果やダウンタイムに直結しているため、施術中に大きな痛みや大量出血が起こるケースもありました。しかし、現在の水光注射は、5本~9本の針がついた専用の注射器で、同時に肌の広い範囲に均等に美容成分を注入する施術方法が主流です。
これにより、以前よりも施術時間が短くなり、痛みを軽減できるようになりました。とはいえ、極細であっても針を肌に刺すため、施術中に多少チクチクとした痛みを感じることがあります。痛みが不安な方には、最適な施術方法や麻酔の提案もできるため、事前のカウンセリングで医師に相談しましょう。
肌がボコボコになる
水光注射のデメリットの1つが、ダウンタイム中に肌がボコボコになるという点です。水光注射では、医療用極細針を用いて肌の浅い層に美容成分を注入します。
5本~9本の針がついた専用の注射器を使うため、肌に均等に美容成分を届けることができますが、均等に広がらない場合、一時的に肌がボコボコになるケースがあります。また、施術中の肌の吸引や針による刺激も、ボコボコになりやすい原因の1つです。
いずれも症状は一時的なもので、1日~3日程度で改善し、美容成分は自然に馴染んできます。ボコボコが気になる方は、肌を清潔に保ち、顔のマッサージでほぐすことで馴染みやすくなります。
定期的に施術する必要がある
水光注射は1回の施術でも、高い肌質改善効果が期待できる施術方法です。しかし、その効果は長くて半年程度という一時的なものであるため、効果を持続させるには定期的に施術を受けなければなりません。
施術を重ねて肌質が改善されてくると、3ヶ月〜半年に1回程度でも効果が持続します。しかし、治療開始後数回は、1ヶ月に1回程度のペースで施術を受ける必要があります。
水光注射は他の施術方法と比較して手軽に受けやすい施術ではありますが、回数を重ねることでかかる費用は、決して小さい額ではありません。施術の効果をなるべく大きくするためにも、施術にかかる費用や医師の実績など、しっかり確認したうえでクリニックを選びましょう。
当日はメイクができない
水光注射を受けた当日はメイクはできません。施術を受けた肌は、肌の吸引や針の刺激によって敏感になっています。敏感になった肌にメイクしてしまうと、腫れや赤みが治りにくくなったり、ダウンタイムが長引いたりすることがあります。
そのため、メイクが必要な予定がある日の施術は避け、施術後そのまま帰宅できる日の施術がおすすめです。施術前にメイクを落とす時間があるため、来院前にメイクを落としておく必要はありません。
ダウンタイムが生じる
水光注射は、他の施術方法と比べて期間が短いとはいえ、一般的に2日~3日程度のダウンタイムが存在します。個人差があるため、長いと1週間~10日程度かかることもあります。水光注射の主なダウンタイムの症状は以下の通りです。
- 赤み
- 腫れ
- 痛み
- 内出血
- 注射の痕
ダウンタイムを長引かせないためには、日焼け止めや保湿によるスキンケア・激しい運動や飲酒の回避など、施術後の行動が非常に重要です。敏感になった肌に負担をかけない生活を心掛けましょう。
ダウンタイムの症状について、詳しくは次の項で詳しく解説します。
水光注射のデメリットはダウンタイム?
前の項で、水光注射には長くて1週間〜10日程度のダウンタイムがあることを解説しました。ここでは、水光注射のデメリットの1つであるダウンタイムの症状について詳しく解説します。
- 赤み・腫れ・痛み
- 内出血
- 注射の痕
赤み・腫れ・痛み
水光注射のダウンタイムの症状に、赤みや腫れ・痛みがあります。これは、水光注射が肌を吸引しながら、針を刺して美容成分を注入する施術方法であることが大きな原因です。
これらの症状は、期間に個人差はありますが、水光注射を受けるほとんどの人に見られます。長くても5日程度で自然に治まりますが、痛みがひどい場合などは保冷材を当てて冷やすと症状が緩和します。
内出血
前述した通り、水光注射は医療用極細針を肌に刺す施術です。そのため、針によって血管が傷つくと内出血が起こるケースがあります。過去に行われていた医師が手打ちで美容成分を注入するナパージュ法という施術方法は、針の深さや刺す場所の違いによって内出血が起きやすくなっていました。
しかし、現在の水光注射は、5本~9本の針がついた専用の注射器を使う施術方法が主流です。これにより、同時に肌の広い範囲に均等に美容成分を注入することができるようになり、ひどい内出血も起きにくくなりました。また、赤みや腫れ同様、内出血も一時的なものであるため、長くても10日程度で治まります。
内出血はメイクで目立ちにくくなりますが、早く治したい場合は刺激を避け、なるべく触らないように心がけましょう。
注射の痕
水光注射に限らず針を用いる施術の場合、術後は患部に注射の痕が残ります。長くても3日程度で治ることがほとんどですが、肌が傷ついている状態であるため、過度な刺激が加わると治りにくくなります。
そのため、日焼け止めや保湿など普段よりも入念にスキンケアを行いましょう。
水光注射のデメリットであるダウンタイムを軽減する方法
前の項では、水光注射には痛みや腫れ・内出血などのダウンタイムの症状について解説しました。他の施術方法と比べて水光注射のダウンタイムは短いとはいえ、会社や学校の都合上、休みはあまり取れないという方も多いでしょう。ここでは、水光注射のダウンタイムを軽減する方法を紹介します。
- 信頼できるクリニックを選ぶ
- アフターケアを怠らない
- 血行が良くなる行動は避ける
信頼できるクリニックを選ぶ
水光注射を受ける際は、信頼できるクリニックを選びましょう。水光注射は他の施術方法よりも施術時間が短い・肌への負担が少ないなどといった理由から、手軽に受けやすい施術ではあります。しかし、あくまでも医療行為であることを忘れてはいけません。
医療行為である以上、水光注射についての知識や経験の豊富さは、満足できる効果を得るために重要なポイントです。経験が豊富であれば、患者一人ひとりの症状や悩みに合わせた対応が可能となります。痛みに不安がある方は、最適な施術方法や麻酔の提案もしてもらえるでしょう。
水光注射の症例数や実際の症例画像は、クリニックの公式サイトに掲載されています。また、不安な方は一度カウンセリングを受けて、クリニックや医師・スタッフの雰囲気を確認してみるのもおすすめです。
エステ・美容医療サービスに関する消費者問題についての建議によると、広告価格と大幅に異なる治療代金を請求されたケースもあるため、施術について不安な点は全て事前に解決しておきましょう。
アフターケアを怠らない
水光注射に限らず、ダウンタイムの症状の軽減にアフターケアは必要不可欠です。施術を受けた肌は、吸引や針を刺したことによって敏感になっています。敏感になった肌は、紫外線など外部からの刺激に弱くなっています。
そのため、いつも以上に日焼け止めや保湿などのスキンケアを入念に行いましょう。また、施術方法や個人にも差はありますが、刺激を与えないためにダウンタイム中のメイクはできるだけ避けることをおすすめします。
血行が良くなる行動は避ける
水光注射の施術後は、血行が良くなる行動は避けましょう。水光注射は肌に針を刺す施術であるため、術後の肌は炎症を起こしている状態です。炎症を起こしているときに激しい運動や飲酒などをしてしまうと、血流が良くなり腫れや内出血の治りが悪くなります。
また、喫煙のような血流を悪くする行動も、針を刺したことでできた傷の治りが悪くなる原因となるため、避けましょう。上記で挙げた行動を避けるべき期間については、肌の状態を理解している担当の医師に相談すると確実です。
水光注射はデメリットだけではない!効果とメリットについて
ここまではデメリットやダウンタイムなど、水光注射のマイナスな面を中心に解説しました。しかし、水光注射は美容成分によって、肌質の改善効果が期待できる優れた施術方法です。従来の医療針を用いた施術と比較して、ダウンタイムが短いなどのメリットも存在します。
ここでは、水光注射の効果とメリットを解説します。
- 水光注射の効果
- 水光注射のメリット
水光注射の効果
前述した通り、水光注射は、専用の極細医療針を用いて、肌の浅い層に美容成分を注入する施術方法です。使用する薬剤によって含まれる美容成分が異なり、期待できる効果も異なるため、患者一人ひとりの症状や悩みに合った施術を実現します。
水光注射によって期待できる効果には以下のようなものがあります。
- 保湿力向上
- 毛穴、小じわの改善
- たるみの改善
- くすみの改善
- ハリや弾力
- ニキビの炎症の鎮静
水光注射の治療開始後数回は、1ヶ月程度しか効果が持続しませんが、回数を重ねて肌質が改善されることで、長くて半年程度効果が持続するようになります。
水光注射のメリット
水光注射には、他の施術方法と比べて以下のようなメリットがあります。
- 施術時間が短い
- 肌への負担が少ない
- ダウンタイムが短い
- 総合的な肌トラブルの改善効果が期待できる
水光注射で用いられる注射器には、5本〜9本の医療用極細針がついています。これを肌に刺すことで、浅い層の広い範囲に均等に美容成分を注入できます。その結果、過去に行われていたナパージュ法という医師の手打ちによる施術よりも、格段に薬剤によって含まれる美容成分が異なり、期待できる効果も異なることが特徴です。
肌への負担が少ないことで、ダウンタイムも長くて1週間~10日程度と、他の施術方法よりも短くなります。そのため、水光注射は仕事や学業で忙しい人でも気軽に受けやすい施術となっています。
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