膨らむほくろの治療法を徹底解説!見分け方や対処法とは

「ほくろが膨らんでいるけど、病気ではない?」
「膨らむほくろの対処方法を知りたい」
このように、膨らんでいるほくろに悩んでいる人は多いでしょう。

当記事では、ほくろが膨らんでいる場合の治療法を解説します。ほくろによく似た病変の種類、見分け方、対処法についても詳しく紹介します。膨らむほくろに悩んでいる方は、クリニックでの診察を検討してみてください。

目次

ほくろが膨らむ・大きくなるのは病気?

ほくろが膨らむ・大きくなるのは病気?

ほくろは一般的に誰にでもできる皮膚の色素沈着ですが、膨らんだり大きくなったりすると病気ではないかと心配になることでしょう。膨らむほくろが病気なのかどうか、以下で詳しく説明します。

良性の腫瘍である場合がほとんど

ほくろが膨らむことは珍しいことではありません。膨らんでいるほくろのほとんどは、良性の腫瘍で病気ではありません。特に、歳をとってくると、ほくろが大きくなったり盛り上がったりすることはよくあります。このようなほくろは、健康上の問題を引き起こすことはほとんどありません。

ほくろに似た病変の可能性もある

ほくろが急に膨らんできた場合には、ごく稀に「ほくろに似た病変」であるケースがあります。場合によっては、手術で取り除く必要もあります。そのため、単なるほくろに過ぎないと自分で判断せずに、クリニックに行って診察・相談することが大切です。

膨らむほくろによく似た6つの病変

膨らむほくろによく似た6つの病変

膨らんでいる「ほくろによく似た」病気・腫瘍には、大きく分けて6つの種類があります。単なるほくろに過ぎないのか、治療が必要な病変なのか、見極めるために病変の種類を知っておきましょう。

1.脂漏性角化症

ほくろに似ている病変の「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」は、皮膚の表面にできる良性の腫瘍です。ほくろと同じように黒くなることもありますが、表面を触るとザラザラしているのが特徴です。

特に、40歳を過ぎると発生しやすくなります。身体中どこにでもできて、ほくろよりも硬いケースが多いです。そのため、良性の腫瘍ではありますが、切除を希望してクリニックを訪れる人も珍しくはありません。服にひっかかるなど気になる場合には、除去治療を受けるとよいでしょう。

2.血管腫

ほくろと似ている病変の1つである「血管腫(けっかんしゅ)」は、血管の細胞が異常増殖してできる良性の腫瘍です。唇に発生した場合には、黑く見えるため、ほくろとよく混同してしまいます。柔らかかったり硬かったりする病変ですが、圧迫すると色が薄くなります。

痛みなどはなく、自然に消えることもありますが、大きなものだったり場所が悪かったりすると治療を要することもあります。

3.メラノーマ(悪性黒色腫)

メラノーマ(悪性黒色腫・あくせいこくしょくしゅ)は、ほくろによく似た黒色の悪性腫瘍で皮膚がんの一種です。「ほくろのがん」と呼ばれることもあり、転移も多いため早期発見して、早めに切除治療をする必要があります。

手のひらや足の裏などにできやすいという特徴を持っていて、進行するとリンパ節や脳などに転移するため注意が必要です。

4.有棘細胞がん

ほくろに似た皮膚がんの一種が「有棘細胞がん(ゆうきょくさいぼうがん)」です。特に日光を浴びる機会が多い部位に発生しやすく、服で隠れている場所にはあまりできません。この病変は、進行すると内蔵などに転移してしまう可能性があるため、早く見つけて早期のうちに治療する必要があります。

5.基底細胞がん

「基底細胞がん(きていさいぼうがん)」は、皮膚がんの一種です。皮膚の一番下にある基底層の細胞に似ている細胞が増殖するがんです。メラノーマや有棘細胞がんと違い、転移はあまりしません。ただし、その場で奥まで進行して、骨や筋肉などの正常な細胞を壊し続けるため、できるだけ早く切除することが推奨されています。

鼻やまぶたなど、日焼けしやすい場所によく発生します。皮膚がんの中で最も多く、切除しても再発しやすいのが特徴です。

6.皮膚線維腫

「皮膚線維腫(ひふせんいしゅ)」とは、皮膚の真ん中にある真皮に発生する良性の腫瘍です。腕や脚にできやすく、直径5~10mm程度の硬いしこりとなります。良性の病変で、悪性化することもほとんどないので、早期の切除手術などは必要ありません。

皮膚への刺激がきっかけで発生することが多く、女性に多い腫瘍です。

ほくろができる4つの原因とは

膨らむほくろができてしまう原因には4種類のものがあります。以下の原因に当てはまるような生活をしているとほくろが発生して大きくなってしまうことがあります。ほくろ形成の原因を知って、予防・対策をすることが大切です。

1.紫外線によるメラニン色素が活性化する

膨らむほくろができる原因として、日光を浴びて紫外線を多く受けていることが挙げられます。紫外線を浴びると、皮膚のメラニン色素が活性化して、ほくろが増えたり大きくなったりします。

日焼けをしやすい顔や首・腕などの部位は、ほくろができやすいです。これらの部位にできたほくろは目立ちやすいので、紫外線をできるだけ浴びないように日光対策をすることが大切です。

2.生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れは、ほくろができたり大きくなったりする原因の1つです。生活が乱れると、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れて、メラミン色素が皮膚に溜まってしまいほくろができてしまいます。具体的には、睡眠不足や偏った食生活・強いストレスなどが挙げられます。

生活習慣の乱れは、ほくろだけではなく各種の病気の原因となるので、生活をできるだけ正すことが大切です。

3.ホルモンバランスの乱れ

ホルモンのバランスが乱れると、ほくろができたり膨らんだりしてしまう原因となります。特に女性ホルモンが乱れると、皮膚へのストレスが蓄積されてほくろができやすいです。

具体的には、妊娠中や思春期・更年期など、ホルモンのバランスが乱れやすい時期に、ほくろが増殖しやすい傾向があります。月経のタイミングでほくろが増えるケースもあります。

4.皮膚への摩擦

ほくろが膨らむ原因として、皮膚への刺激・摩擦が挙げられます。皮膚に刺激が与えられると、メラニン色素を作り出すメラノサイトが、皮膚を守ろうとして活性化してしまいます。

そのため、アクセサリーや衣類などによる摩擦は、皮膚に刺激が与えられるとほくろが形成されてしまったり膨らんだりする原因です。シェービングやメイクによる刺激も膨らむほくろの原因となりますので、注意しましょう。濃すぎる化粧を続けることで、ほくろができやすくなる可能性もあります。

ほくろと悪性の見分け方

ほくろと悪性の見分け方

膨らむほくろがある場合などには、「単なるほくろ」と「ほくろに似た悪性病変」の区別法を知っておくことが大切です。以下では、ほくろと悪性腫瘍の見分け方を解説します。悪性かもと思う際には、クリニックで相談しましょう。

メラノーマの早期症状が出ている場合

ほくろが、皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)の早期症状かどうかの見極めは特に大切です。国立がん研究センターは、メラノーマの見分け方としてABCDEルールを紹介しています。

ABCDEルールとは、単なるほくろにはない5つの特徴のことで、具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • A(Asymmetry):左右非対称で形がいびつ
  • B(Border):皮膚との境界(輪郭)がはっきりしていない
  • C(Color):色が濃かったり薄かったりして色ムラがある
  • D(Diameter):直径が6mm以上の大きさ
  • E(Evolving):急激に拡大したり膨らんだりして変化が速い

この5つの基準に当てはまる数が多ければ多いほど、悪性腫瘍であるメラノーマの可能性が高くなります。ギザギザしているほくろが急激に膨らんだような場合には、できるだけ早くクリニックで受診・診断をしてもらいましょう。

痛い・かゆい場合

単なるほくろではなく悪性腫瘍の場合には、痛みやかゆみが発生します。しかし、単なるほくろの場合でも、皮膚への刺激などが原因で炎症して痛みやかゆみが出ることがあります。痛み・かゆみが「異常な場合」に当てはまるかどうかのチェックが大切です。

具体的には、以下のような状態に当てはまるときには、クリニックを早期受診してください。

  • 何もしていないのに痛みやかゆみが1か月以上続く
  • 痛みやかゆみが悪化したり繰り返し出たりする
  • 血が出たりジュクジュクしたりしている
  • 形や色が変わっている
  • 急激にほくろの表面が膨らんだ

気になる症状が出ている場合には、専門の医師に診てもらうことが重要です。

ほくろのダーモスコピーによる診断

ほくろが良性のものか悪性のものかの診断では、ダーモスコピー(Dermoscopy)という器具で検査を行います。ダーモスコピーは、皮膚表面を拡大してほくろの状態を詳しく観察する器具です。

最近では、メスでほくろの組織を切除して観察する「病理検査」ではなく、ダーモスコピーで切らずに痛みもなく安全にほくろを診断できます。ただし、悪性腫瘍が疑われる場合には、確定診断のために切除して病理検査が必要な点には注意しておきましょう。

ダーモスコピーのメリットとして、皮膚を切らない・すぐに診断できる・判別の精度が高い、などが挙げられます。ただし、正確に診断するためには、医師の経験や実績が求められるので、しっかりしたクリニック・医師選びが大切です。

膨らむほくろの治療法・対処法

膨らむほくろの治療法・対処法

膨らむほくろの治療法・対処法として、炭酸ガスレーザーを用いたものと、電気メスなどを用いたものの2種類があります。以下、それぞれの治療法について詳しく解説しますので、治療を検討する際の参考にしてください。

炭酸ガスレーザーによる治療

膨らむほくろの治療方法として、炭酸ガスレーザーを用いて切除する方法があります。炭酸ガスレーザー法は、特殊な波長のレーザーによって皮膚表面を蒸散させる(焼き切る)施術です。切り取るというより削るというイメージに近く、ほくろ細胞を少しずつ蒸発させて除去します。

メスを使った手法と比べると、炭酸ガスレーザー法には以下のようなメリットがあります。

  • 施術時間が5~30分と短い
  • 出血がほとんどない
  • 縫合が不要で、ダウンタイムが短い
  • 痛みが比較的少ない

ただし、直径が大きかったり根が深かったりするほくろには、あまり向いていません。深くまでレーザー治療してしまうと、傷跡が残る可能性があります。また、悪性の細胞が取り切れずに再発する可能性もあります。

銀座美容クリニックでは、炭酸ガスレーザー法にフラクショナル施術を組み合わせた治療をしています。フラクショナルとは点状という意味です。小さな穴をレーザーで開けて、皮膚のターンオーバーを促進させることで、ダウンタイムをより短くします。

早く治したい人は、銀座美容クリニックの炭酸ガスレーザー&フラクショナル施術を試してみてください。膨らむほくろについて悩みがある人は、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】京都で炭酸ガスレーザー&フラクショナルなら銀座美容クリニック京都院 | ホクロやイボの除去やニキビ改善に

電気メスによる外科手術治療

膨らんだほくろ治療の方法として、電気メスなどを用いて外科手術を行う切除縫合法があります。メスでほくろ・病変部の皮膚を切り取り、患部を引き寄せて縫合する治療です。レーザー治療と比べると、傷跡が大きくなりやすいデメリットがあります。

ただし、切除した組織を病理検査に出して、悪性の腫瘍でないかどうかの確定診断ができます。直径6mm以上の大きなほくろにも適していますし、深くまで達しているほくろなどにも適応します。悪性腫瘍が疑われるケースには、切除法が採用されることが多いです。

確実にほくろを取り除けて、再発のリスクがレーザー治療と比べると低いのも魅力でしょう。その分、手術時間は10~30分と長めになり、手術後の抜糸も必要です。手術・治療のリスクについては、日本美容外科学会が注意喚起している内容を把握・理解しておきましょう。

切除縫合法のダウンタイムを短くしたい場合には、銀座美容クリニックが行っているエクソソーム点滴がおすすめです。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】美容施術のダウンタイムには、組織修復を促すエクソソーム点滴がおすすめ!

まとめ

膨らんだほくろは、「単なるほくろ」か「悪性の病変」かの見極めをすることが大切です。ほくろの状態をABCDE法で確かめて、悪性腫瘍ではないかの判断をしましょう。悪性のものの場合には、早期発見・早期切除治療が重要です。

自分では判断がつかない怪しいほくろがあった場合には、できるだけ早くクリニックを受診してダーモスコピーによる診断をしてもらいましょう。切らずに拡大して観察する方法なので安心です。

切除治療を行う場合には、サイズや状態によって、炭酸ガスレーザー法か電気メスによる切除縫合法かが選ばれます。それぞれメリット・デメリットがあるため、カウンセリングでしっかり説明してもらいましょう。

膨らんで目立つほくろがある方は、銀座美容クリニックの炭酸ガスレーザー&フラクショナル施術がおすすめです。ぜひ検討してみてください。

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